自身の容姿について、自慢できることや、この容姿で特に得をしたということもなく
この年齢まで生きてきているのですが、唯一ラッキー!と思うことがあるとすれば
特別なケアをせずとも痛みにくく、ひたすらストレートで、コシもありまくって
毛量がすごく多い髪質というところです。
元々ズボラと不器用なのもあって、巻き髪など女子力の高い髪型には手を出さない人生でしたが、
伸ばしっぱなしの髪でも健康なため、マメに美容院に行かずとも全然OKで
髪の毛だけは「綺麗だね〜!」と、褒められることが多いです。
天然パーマの人は毎月高いお金を出して縮毛矯正をしていることを知り、
この髪質に産んでくれただけで丸もうけや!と、唯一自慢できるところです。
しかし、毛量がものすごく多いというのは、時として不便なもので、学生時代に長い髪の毛は
ヘアゴムなどで縛らなくてはいけないという校則があったのですが、
縛るとものすごい太さになる上に、可愛くお団子ヘアでまとめ髪をしたいと思っても、
ものすごい毛量のために仕上がりはでっかい肉まんが頭の上に乗っている・・・というような状態になってしまい、
パーマも髪が痛むだけで全然持たないでストレートに戻ってしまうため、今時の髪型を維持するのは難しく、
見苦しくならない限りは伸ばしっぱなしが多い人生を過ごしていました。
そして、いつも髪を切るたびに床に散るものすごい毛の束を見て、
「これを有効活用できないものか・・・」と、思っていたのですが、友人がSNSで
ヘアドネーションをやったという報告を見て、「これだ!」と思ったのです。
ヘアドネーションとは、髪の毛を寄付することによって、病気で髪の毛が抜けてしまった方に
無料でウイッグ(かつら)を提供するという運動に繋がるものなのです。
このことを知って、私の伸ばしっぱなしの髪が健康に生えてくるうちに、
誰かの役に立てるのであれば、一度はやってみたいと感じたのです。
ヘアドネーションというと、「相当長く伸ばさなくてはいけないのではないか」と思っていて
ハードルが非常に高く感じ、実際にフルウイッグだと31センチ以上の寄付が必要なのですが、
今回「つな髪」という期間を知り、この機関からだと15センチからの寄付が可能だったので
これならできる!と、一年間髪を切らずに伸ばし続けてきました。
31センチ〜の長い髪の毛はフルウイッグ(完全に被ることができるかつら)として、
そして15センチ〜の髪の毛は部分的に髪がついていて、帽子を被って使用するウィッグや
機関によってはヘアケア製品の開発の実験や、ドラッグストアなどでおいてあるカラー見本として使用するために
企業に販売して、その資金が寄付されるようです。
やっと先日これなら大丈夫であろう長さになったので、
ヘアドネーションのためのカットができる美容院を調べてカットをお願いしました。
「つな髪」のホームページに記載されている他にも、サロンのサイトでドネーションカットができるという
情報を記していることがあるので、いつも行っている美容院で行いたいのであれば事前に問い合わせてみる事を
オススメします!
写真はカット前の様子と、カットして送る前の髪の束ですw
写真加工しているので分かりにくくてすんません・・・
カット前にはシャンプーをせず、束に分けてから、
バッサリとカット⇒シャンプー⇒整えるカット という流れになるので、
事前にシャンプーしておいて、乾かしてから美容院に行きましょう。
カット後に近くの郵便局が土曜日でも開いているので、そこからゆうパックで発送したのですが、
品名を書き忘れてしまい、受付の方に尋ねられたので「髪の毛です」と言ったところ、
非常にびっくりした顔をされてしまいましたw
まだヘアドネーションが一般的ではないという事ですね。
(普通郵便でも発送できる事を後で知りました・・・)
ドネーションへのハードルが下がったことで、今回行うことができましたが、
その反面31センチ〜の寄付が減ってしまい、でも患者さんからの需要はフルウイッグが多いため
需要と供給のバランスが取れないという記事も目にしたので、良し悪しではありますね。
しかし、31センチの寄付が難しいと感じていた中で、何かの形で棄ててしまう髪が役に立つことは
嬉しく思いますので、もしこの記事をご覧の型で長い髪をバッサリといきたい時には
こんなことがあるんだよ〜!って事を思い出してもらえたら嬉しいです。
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