過去の経歴を振り返って見るとブラック〜グレーな企業ばかりに勤めてきていますが、その中でもやはり前々職はブラックエピソードが多くて、ネタをたくさんくれたのである意味感謝しています。
前々職の会社の社長は武闘派で若い頃ヤンチャしていて、飲み会の時にそのDQNな武勇伝を聞くのは面白かったのですが、冷静に考えると「この人、よく捕まらなかったなぁ・・・」というエピソードの宝庫でした。
いや、実は捕まったことがあるのかもしれないけど社員には内緒なだけだったりして。
そんな前々職で起きた、普通の会社ではありえない電話の話を今回はひとつ。
会社に突然かかってきた電話の相手は・・・
その会社では小さい会社ゆえ、様々な業務を兼任していました。私は事務〜総務、商品のPOP作成、そして
「電話の受け応えの感じが良いから」
と、いう理由だけでお客様問い合わせ窓口の対応も兼任していました。今、考えるとむちゃくちゃな仕事内容・・・
そりゃ、他社で役立つスキルが身につかなかったわけですね。
こんなムチャクチャな一貫性の無い仕事に疑問を持たなかった過去の私、アホか〜!
と、いう愚痴は置いて起きますが、そんな感じで電話を受けつつ、他の仕事も平行するような日々。
ちなみにもう一人の電話窓口の担当は美人さんでしたが、彼女は絶対最初に電話をとってくれませんでした。
そんな中、お客様お問い合わせ窓口に「社長いる?」と、なんだか物騒な物腰の電話が。
社長あてへの電話は基本、取引があって連絡が必要な人には携帯電話の番号を教えているので、固定電話、ましてやお客様受付窓口に電話があることはなく、あってもテレアポの営業電話なのでお断りするように言われておりました。
その時、社長は少し離れた席にいたのですがマニュアル通り不在であることを告げたところ「また電話する」とのことで、この時は終話しました。
一応名前は聞いていたので社長に心当たりがあるかと聞いたら「分かった」と言ったので、あとで直接個人的に電話をかけているのかと思っていました。しかし・・・
数時間後にまた「社長は?」と再度電話が。
社長に社内で使用しているメッセンジャーソフトで電話があることを告げると、「いないと言って」とかわされました・・・
先方に要件と連絡先を聞こうとしたら
「●●の商品(絶対ありえないような商品名)の件でBが用があるって言っとけ!」と、
いきなりに怒鳴られてしまったのです!そして連絡先も告げずにガチャ切り。
突然怒鳴られて意味がわからないし、社長はそこにいるのに出てくれず、恐怖でいっぱいなのに、誰も助けてくれないしで事故に巻き込まれたような気分でした・・・
一応社長にそのことを告げたところ、また「分かった」と苦笑いしていました。
こっちはさっぱり意味が分からないんですけど!!!
しかし、のちに「もしや・・・?」と、思い当たることがあったのです。
バブリーな行動から足がついた!?
当時その会社はとある商品が大ヒットして、年に二回も社員旅行へ行くわ、ボーナスも過去最高額だわでブラックながらもいい思いをしている時期でもありました。
そんな中、予算があったので、いくつかのドラマと商品のタイアップ的なことをしたり、スポンサーになったり、TVCMを流したりと景気の良いことをしていました。
で、そのドラマの話を取り持った会社がおそらく反社会的な団体のフロント企業だったようで、過去に社長がヤンチャしていた頃になんらかの被害を被った人の耳に現在の状況がバレてしまい、嫌がらせされたのではないかと・・・
しかも、とあるドラマで商品の使用シーンを出す替わりに、広告費と称してお金を払ったのですが、実際には使用シーンはなく、最後のエンドロールに小さく会社の名前が出ただけ・・・あまりにも小さすぎてロゴはつぶれてましたw
多分社長の性格だから凄い勢いでこの会社にクレームを入れたんだろうな〜と思われます。
で、嫌がらせの電話が会社に入ってくるという。
飛んだとばっちりなんですけど!
結局本当のことは知らされないままでしたが、点をつなぎ合わせていくとこのような結論になりました。
余談ですが、反社会的勢力と話す時は、バカ丁寧な話し方になってしまうってことを初めて知りました。(私の場合)
他にも会社に嫌がらせの電話がかかってきた話がありますが、長くなってしまうのでまたの機会にでも・・・
つか、普通の会社はこんな電話かかってこないよね!?
こんな電話を受けたのも後にも先にもこの会社にいた時だけです。
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