このコロナ禍のなか、弊社も中国から輸入しているとある商品のクレームが増えてしまってから、5月の連休明けから急激に忙しくなってしまいました。
やっと最近になって納品された商品が改善されてクレームは減ったものの、その商品はありがたいことに売れ筋のために、忙しさは相変わらずで、ついに私の部署も人を入れることになりました。
今の会社で自分の部署で新しく人を採用するのは、私以来なので、ついに私にも後輩が!
でも、いまだに仕事で注意を受けることが多いダメな先輩だけど!
先輩が採用に向けて、某転職サイトの管理画面より応募者をチェックしているのですが、そのやりとりをみている中、素晴らしいキャリアを持っているのにも関わらず、応募の段階でお祈りしてしまう人がいたので、今回はそんな人の特徴を書いてみたいと思います。
素晴らしい資格だけど・・・活かせる環境ではないのです
その人はTOEIC980点という、私からしたら神のような点数を取得していることをアピール欄に記載していましたが、正直私の部署ではその資格は全く活用する場面がないのです。
その他、フランス語検定●級取得、簿記●級取得、前職での年収が500万円以上・・・など、なかなかの高スキルを持った方の応募がチラホラと。
求められるのは事務系のパソコンのスキル、機転が利くこと、判断力が早いこと。通販サイト経験者だとなお良し。
正直、「なんでうちに応募したの?」と、なってしまうのです。
要は需要と供給のミスマッチですね。
今回はこのようなご時世のためか、他で十分に活かせるスキルを持っているにも関わらず、事務系ドカタなこの職種に応募してくる人がチラホラいるようです。
でも、残念ながらあなたのそのスキルを活かせる仕事はここにはないのです。
それならば、他で・・・と思ってしまうのも納得がいくものではないでしょうか。
いや、本当にうちではもったいないよ!と、思ってしまいますw
「どこにでもそれで応募しているでしょ?」が丸わかりの志望動機
前出のような人には共通点があって、それは「どこの企業にもその志望動機で応募しているでしょ?」と、いうのが丸わかりなことです。
募集要項をよく見れば、はっきりと募集している人物像、仕事内容が読み取れるものであるにも関わらず、的外れな内容で書かれていたり、無難に「外部の方々との架け橋になりたいです」など、どこの職種や企業でも使えそうな内容が書いてあると、「こりゃコピペで使い回しだな・・・」と、わかってしまい、「別にうちに入りたい訳ではないよね」となってしまうのです。
私自身も応募する側を経験しているので、志望動機を考えることの面倒さはよく分かりますが、やはりここは少しでも応募する企業が求めるものに対して答えられるような内容を含めて、応募する会社ごとにアレンジをしておきましょう。
だって、反対に適当に書いた履歴書で受かってしまう会社って怖くないですか?
また、転職サイトでは文字だけで全て判断されてしまうので、絶対に真面目に書いておいて困ることはありません。
打率をあげるためにもきちんと募集要項を読んで、書くようにしましょう。
このように、素晴らしいスキルを持っていても、お祈りメールが届いてしまう理由にはこんな理由があるのです。
もし、高スキルを持っていても、前職がハードすぎて、少しハードルを落とした場所へ転職したい!と、なった場合は、なぜこのようなスキルを持っていても、この仕事がしたいのかという背景をしっかりと説明するような志望動機を作成してみると、面接担当者の目に留まる確率が上がると思います。
志望動機を粗末にするものは、結果に泣く、ですよ!
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