さて、前回の続きです。
各項目について記載してゆきたいと思います。
■タイムカードが存在しない、残業代が出ない
これは増員に伴う事務所移転の際に「もっと会社らしくしなきゃね」という上層部の意見により
やっと導入されましたが、入社して半年ぐらいはそんな感じでした。
でも、残業代は出ない(みなし残業)だし、何ならアルバイト期間であった入社3日目から徹夜で仕事させられそうに・・・
(急な話だったのでどうしても外せない用事があると断った)
■罵声が飛び交う、パワハラ
入社二日目にパーテーションで仕切った社長室より怒鳴り声が!ミスをした女性社員を
大声で怒鳴りつけているのが丸聞こえで、恐怖におののいてました・・・
その直後、女性社員は過呼吸を起こして倒れてしまうというハプニングが!!!
剣道部経験者の先輩社員が、「過呼吸の対応は慣れているから」と、テキパキと介抱してました。
ここですっかり恐怖に支配されてしまい、「辞めたら殺される!」というほどに洗脳されてしまったのです。
洗脳は大げさかもしれませんが「こりゃ直ぐには辞められない会社だ・・・」とインプットされてしまいました。
なお、数日違いで入社した同僚(男)は一か月で退職を申し入れてましたが、同様に社長室から怒鳴り声が・・・
逃げるように彼は退職してゆきました。
今思えば怒鳴られてもあの時に退職していればよかったのかも。
「〇ね!」って当時何度怒鳴られた事か!その度に「お前が〇ね!」と心でつぶやいてましたがw
でも、そんな環境誰も嬉しくない。
■飲み会の時にお酒を強要される
女性は免れていましたが、新入りの時に男性社員はイッキを強要されました。
アルハラなんて言葉もどこ吹く風。
社員旅行で新入りクンが一気させられて泣きスイッチが入ってしまい、大の男がワンワン泣き叫ぶという地獄絵図・・・
彼は社員旅行後出社する事はなく、同時に彼の親から苦情の電話が入りました・・・親が会社に電話って。
■個人的な用事を無性でやらされる
これは上層部の結婚式の際に余興をやらされたり、個人的なイベントのための招待状の発送手配をさせられたりと
上層部は社員は自分たちの都合の良い労働力と思っているふしがありました。
しかもみなし残業だから時間がはみ出てもこっちには全然良い事なんてないしな。
友人か金払ってプロに依頼しろ~~~~!!!!!と、何度怒髪天を突いた事か。
■離職率がハンパなく高い
そんな環境だったので、一時期は毎月1-2人離職してゆくという環境でした。
akebi退職時には多少改善されたので離職率は減ったものの、年に会社の半分近くの人数が入れ替わるのは
異常な状況ですよね・・・
では、何でこんな環境で長い間働いてきてしまっていたんだろう?と、自問自答する事がありました。
結局考えてみたらお給料は平均よりも少し良かったのと、「住めば都」方式じゃないけど
すっかりこの環境に慣れてしまっていたのかもしれません。
が、こんなに長く勤める事はなかったなぁ・・・と少し後悔しています。
もっと採用されやすい若いうちに転職しておくべきだったと。
もしこれを読んでいるブラック企業に勤めている方は、なかなか疲れて時間と頭が動かないかもしれませんが
まずは退職する事を考えてみて下さい。
貴方が去っても会社はつぶれないし、それで潰れてしまうような会社であればそれはそれでヤバイし・・・
貴方がブラック企業で心と体を壊してしまっても、会社は先の保障なんてしてくれません。
少しだけ勇気を持って、「辞める」と告げましょう。
怖かったらボイスレコーダーをポケットに仕込んで臨みましょう。
それを持ってしかるべき機関に持ち込めば相談に乗ってもらえます。
どうしても言えないのであれば、もう会社に行かなくていいと思います。
法律では就業規則よりも法律が優先されるので、就業規則もシカトしちゃいましょう。
このエッセイマンガに、ブラック企業に入ってしまって辞めるという選択肢が出てこない状況が
詳しく記されているので、今しんどい思いをしている人には良い脱出策を与えてくれると思います。
「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)
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貴方の人生を守れるのは、貴方しかいないのです。
どうかブラック企業に自分の人生を渡さないで下さいね。
【高級 就業規則ファイル 労基29-F】社内用紙・日本法令・法令様式・ビジネスフォーム
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