なかなか転職に踏み切れない理由のひとつとして、
「自分には手に職、仕事上のスキルが無い」という理由がある人は
決して少なくは無いと思います。
私自身、前々職を10年もズルズルと続けてしまっていた理由として
やはり、このことが大きなネックとなっていました。
職場ではそれなりに中堅になっているものの、その職場でのスキルが
他で活かすことが出来るのかといえば、否、となってしまうからです。
・ワンマン社長の機嫌を読んで働く
・副社長が有給を取っているが、オキニのアーティストの追っかけ中だから
今は電話はしないほうがいい
・横領部長は提出物をなかなか期限に提出してくれないから、〆切はサバを読んで伝える
など、その会社では通用するスキルも、他の会社では全く意味をなさないものです。
(上記はちょっと極端な例ですが・・・)
アラフォーの転職は、やはり社会人経験としても、それなりに積み重ねたものを求められてしまうので、
やはり20代前半のように全くの未経験からのスタート!と、いうものは厳しい状況となってしまいます。
全くの未経験の業界に飛び込むことは、非常に望みが薄い状況であるということは
きちんと理解をしておいが方がいいでしょう。
そのような中、どのようにして転職活動を行なっていけばいいのか・・・と、
なってしまうと思いますが、まずは自分ができることをリストにするなどして
仕事のスキルの棚卸しをしてみましょう。
例えばパソコンの電源も入れることができない、というレベルでデスクワークを志望するのは
難しいですが、今まで行なってきた仕事の中でも、ちょっと独学で勉強すれば
スキルを盛って見せることができるものは無いでしょうか?
エクセルで簡単表作成ならできるけど・・・
⇒このご時世ググればマクロの組み方は出てくるので、それがあればなんとかなりそう!
趣味で動画編集ソフトを使っているけど、実務では使っていない
⇒仕事で直接使うことは無くても、「自分で勉強してスキルを広げられる人材」
としてのアピールはできるかも!
接客業できめ細かいサービスを褒められたことがある!
⇒「取引先の希望に寄り添った対応ができる」って言えるかも!
など、とにかく些細なことでも、少しだけ膨らませてみて
アピールするのはアリじゃないかな〜と思います。
0を100にしたら嘘になってしまいますが、10を60くらいにするのは
自分の努力で足りない分を埋めることが出来るものです。
現在の職場では、前々職で兼任で少しだけ行なっていた業務がメインになっていますが、
前々職では様々な業務に携わったことが、現在の業務に役に立てるのではないかという視点で
アピールしたところ、無事採用されたのです。
しかしこれは、ベンチャー企業だからというところもありそうですが・・・
誰もが知っている大企業、しかも超ホワイト!と、いう条件を目指すには
やはりそれなりのスキルが無いと厳しいものではありますが、
高望みをしすぎ無ければ、アラフォーでも何とかなることもあるようです。
しかし、ひとつ気をつけていただきたいのは、経歴を少し盛ったら、
入ったらその分努力して埋めていく必要がありますw
現在それでヒーヒーしておりますが、前々職のような無駄なストレスは無くなったので
結果オーライです。
アラフォーの転職は、全くの未経験は厳しいですが
「出来ることで、さらに頑張って努力を続けられること」
と向き合ってみると、転職のきっかけや、
志望動機、企業選びに確実さが出てくるのではないかと思いました。
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